7月6日、JAIA(日本自動車輸入組合)は、2021年6月期の外国メーカー車(乗用車)新規登録台数を発表した。
メルセデス・ベンツは前年同月を31.5%上回る6060台を記録
2021年6月に新規登録された輸入外国メーカー車(乗用車)は3万758台で、前年同月実績の2万1075台を45.9%上回った。ちなみに、1月〜6月までの上半期累計では13万5925台を記録。この数字は前年同期の11万3485台から19.8%伸びたことになる。
6月期に最も新規登録台数の多かったブランドはメルセデス・ベンツで、前年同月を31.5%上回る6060台を記録。登録台数トップ10ブランドは下記のとおりで、10ブランドのほとんどが前年同月比を上回った。とくに前年同月実績を大きく上回ったプジョーやシトロエンといったフレンチブランドの勢いが目を引く。
●2021年6月期・輸入乗用車(外国ブランド)新規登録台数トップ10
第1位:メルセデス・ベンツ(6060台/131.5%)
第2位:フォルクスワーゲン(5085台/184.8%)
第3位:BMW(4331台/134.5%)
第4位:アウディ(3125台/171.5%)
第5位:ボルボ(1826台/158.0%)
第6位:プジョー(1536台/188.0%)
第7位:ジープ(1479台/127.8%)
第8位:MINI(1413台/82.4%)
第9位:ルノー(810台/153.4%)
第10位:シトロエン(762台/234.5%)
※パーセンテージは前年同月比
トップ10以下のブランドでも、フィアット(743台/前年同月比151.6%)やランドローバー(654台/同190.1%)、アルファロメオ(284台/同207.3%)、マセラティ(145台/同161.1%)、フェラーリ(121台/同180.6%)、DS(93台/同150.0%)、キャデラック(84台/同164.7%)、ベントレー(83台/同123.9%)、ロータス(36台/同200.0%)、アストンマーティン(35台/同218.8%)、ロールス・ロイス(29台/同126.1%)、マクラーレン(20台/同105.3%)など、多くのブランドが前年同月を上回る実績を残した。