BluE Nexusとトヨタ自動車は、さらなる電動化車両の普及加速に向けて連携し、電動化関連商材の競争力と、顧客に提供する技術サポート、サービスなど販売体制の強化を図る。
BluE Nexusは、2019年4月の会社設立以来、電動化車両に必要不可欠な電動駆動モジュールの開発・販売と、その制御適合サービスを手掛けてきた。他方トヨタは、完成車メーカーである強みを活かし、THS(トヨタハイブリッドシステム)等、クルマのパワートレーン全体のシステムを他社に販売してきた。
電動化車両の普及加速にむけて、BluE Nexusがこれまで手掛けてきた電動駆動モジュールのラインナップに、トヨタが持つエンジン、電池等の周辺ユニット、これらの制御適合技術を加えることで、両社の強みを活かし、世界中のあらゆる顧客の要望に応えていく。
また、上記の実現に向けて、トヨタはBluE Nexusに新たに10%出資する。今後は電動化システムの販売窓口についてはBluE Nexusとし(※)、技術についてはトヨタがサポートすることで、お互いの強みを活かした販売体制を構築していく。
※ 燃料電池システムの販売窓口は引き続きトヨタで実施