2月17日、ランドローバーは4月10日に劇場公開する映画007シリーズ最新作「NO TIME TO DIE」で描かれている、新型「ディフェンダー」によるカーアクションシーンを収録したTVCM動画を公開したと発表した。
「ロールケージを設置したことを除けば、車体構造にはまったく手を加えていません」
このたび公開された映像には、新型ディフェンダーが「007」シリーズの25作目となる最新作「NO TIME TO DIE」で活躍する制作現場の特別映像が使われており、新型ディフェンダーが宙を舞うリハーサル映像も含まれている。
新型ディフェンダーは、沼地や川をトップスピードで進むなど極限のテストを重ねており、「NO TIME TO DIE」のカーチェイスシーンは、スタント・コーディネーターのリー・モリソン氏とオスカー賞受賞の特殊効果・アクションカー担当スーパーバイザー、クリス・コーボールド氏の主導で制作。
リー・モリソン氏は、「ディフェンダーのポテンシャルは私たちの想像を凌駕しており、最高のワクワク感を演出することができたと自負しています。妥協のない挑戦によって、驚くようなカーチェイスシーンを皆さまに披露できると思います。ぜひご期待ください。」とコメント。
ランドローバー・ディフェンダーのビークルライン・ディレクター、ニック・コリンズのコメントはこうだ。
「私たちは新型ディフェンダー向けに、このモデル専用の過去最高となる過酷なテストの新基準を設けました。橋を飛び越えるなど、数々の試験で物理的な堅牢性や耐久性を測定しています。この新基準により、自信をもって『NO TIME TO DIE』でスタントチームが作りたいものを提供することができました。今回、ロールケージを設置したことを除けば、車体構造にはまったく手を加えていません。」
撮影の際にディフェンダーに乗り込んだのは、フォーミュラ3 Wシリーズでその高い手腕を買われ、モリソン氏に抜擢されたジェシカ・ホーキンス氏で、「NO TIME TO DIE」がデビュー作となりる。ホーキンス氏は、「ジェームス・ボンド映画でスタント・ドライバーを務めるほど爽快な体験は他にないでしょう。この傑作で新型ディフェンダーを運転することができ、光栄に思います。」とコメントしている。