福岡県の一般道に設置されていた自動速度取締機、Hシステムがついに、全滅! これで福岡県の一般道オービスは残り1機となったが、それも実は、ほぼダミー化されている「かかし」オービス。実質上、固定式オービスは全滅と言っていい。が、喜んでばかりもいられない。移動オービスの脅威が、ますます強大になるということだからだ!
福岡県の一般道オービスは、国道10号線、築上町のL型1機のみに!
☆撤去オービスDATA
1.
場所:福岡県福津市福間町
道路:国道3号線
方向:南西行き
キロポスト:-
機種:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:60km/h
2.
場所:福岡県飯塚市鯰田
道路:国道200号線
方向:下り
キロポスト:ー
機種:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:60km/h
3.
場所:福岡県筑穂町阿恵
道路:国道200号線
方向:上り
キロポスト:ー
機種:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:60km/h
今回、姿を消したのは、国道3号線南西行きの1機と国道200号線の上下線に設置されていた2機のHシステム。まっ、昨今の全国的な固定式オービスの去就を考えれば、さして驚くべきことではないが、実は、残存する唯一の一般道オービス、国道10号線東行きのループコイル式も、実はほぼダミー化しているという噂の見せかけオービス。つまり、実質的に福岡県の一般道は、固定式オービスレスになったといっても過言じゃない。
となると、一般道のスピード取り締まりは、移動オービスとレーダーによるネズミ捕りによって強化するという福岡県警のもくろみが見え見えということ。ただし、今さら人手と手間のかかる従来のネズミ捕りの回数を増やすというのは考えにくい。現時点では1台しか所有していない移動オービスの台数を大幅に増やし、取り締まりの効率アップ&強化を図ってくることが予想されるのだ。
もちろん、この動きは福岡県ばかりではなく、当然、全国的に広がっていくもの。移動オービスによる取り締まりがより日常的になるという、ドライバー受難の時代が、そこまで迫っているということだ!