スリーエム ジャパンは1月31日、両面テープを早く・簡単に貼り付けることができる「3M 両面粘着テープアプリケーター ATG888」を発売する。従来品に比べて対応するテープの種類を大幅に増やすことで、幅広い分野で使用を可能にし、製造現場で深刻な人手不足解消に寄与する。
製造現場で深刻化する人手不足を背景に、より幅広い現場で使いたいというニーズに応えるため「3M 両面粘着テープアプリケーター ATG888」はローラーストッパーを付与することで、20種類以上の両面テープが使用可能となった。低VOCの両面テープや難接着素材であるポリプロピレン対応の製品が増えたことで、今まで使用できなかった自動車内装用途や看板の文字貼り付けなどでも使用できる。
3Mテープ・接着剤製品事業部 マネジャーの緒方加奈子氏は以下のように語っている。「あらゆる業界で人手不足が深刻です。しかし、中小企業を含む多くの現場では製造工程や現場作業を完全に自動化することは設備投資の観点でハードルが高く、完全自動化の手前で手軽に作業効率を上げるアイテムへのニーズが高まっています。本製品により、深刻な人手不足の課題を抱える様々な業界のお客様の課題を少しでも解決できればと考えています」
本体重量は400g、最大60m巻、10〜19mmテープ幅まで対応する。メーカー希望小売価格はオープン。
製品動画はこちらを参照。