東京オートサロン2019のTRDブースに展示されていた80スープラ。そのカラーリングがシルバーがカッコよすぎると評判だった。
このスープラは、かつて全日本GT選手権参戦車両だ。
TRDが保管している車両で、TOYOTA GAZOO Racingで発表される新型スープラ レーシングコンセプトの発表に合わせて引っ張り出してきたそうだ。
通常、レースのベースマシンというと、ホワイトボディかカーボンの黒であることが通例だが、なぜシルバーだったのだろうか。
それは、1月14日にアメリカ・デトロイトで発表された新型スープラのボディカラーをオマージュしたことによるそうだ。80スープラと新型スープラをあえて関連づけるため、同色にしたというわけだ。
TRDはトヨタの関連会社なので、新型スープラの情報を事前に入手できる立場にあるが、こうしたファンを喜ばせてくれる演出はなかなかのセンス。
そうしたなか、TRDは大阪オートメッセで『SUPRA Performance Line CONCEPT』を展示するとのティーザーキャンペーンを、TRDのホームページで開始した。
当ホームページを見ると、TRDがスープラとともにモータースポーツシーンで築き上げた歴史や熱いスピリットを感じさせる演出だ。
80スープラでGTを戦ったからこそ、今後始まるであろう90スープラでのレーシングシーン。そして、TRDが支えるであろう、2020年からの厳しくも華やかな戦いを予感させてくれる。
2月9日(土)から始まる大阪オートメッセのTRDブースで発表される『SUPRA Performance Line CONCEPT』が見逃せない。