アンヴェールされたマツダ3(Mazda3=アクセラ)は、いわゆるCセグメントというカテゴリーのクルマだ。言わずと知れた自動車マーケットのボリュームゾーンだ。ゆえに、どのメーカーも力の入ったモデルをこのセグメントに投入している。新型Mazda3登場を記念して、片っ端から比べてみよう。
Mazda3と言われると、日本人なのでいまいちなんのことだかがわからない。「アクセラだよ」と言われてああなるほどと合点がいくものの、インターネットで検索するのが難儀になるだろうな……縦書き媒体では車名をどう表記するのかな……などと要らぬ心配を抱く始末。とにかく、新型Mazda3は以前にも増してカッコいい意匠をまとって登場した。カースタイリング編集長・松永が、ボディサイドにキャラクターラインの「入らない」そのスゴさをつづっているが、当方もティザー画像をみたときにずいぶんツルリとしたクルマになったなと感じた。想起したのは、ジャガーF-PACEのリヤクオータビューである。
じゃあそのカッコ良くなったMazda3、先行するカッコいいライバルたちと比べるとどんな感じなのか。SKYACTIV-Xをはじめとするテクニカルな面がフィーチャーされることが多いが、これだけスタイリッシュになったのなら「カッコいいから」という理由で買う人も少なくないだろう。というわけで、片っ端から並べてみた。
輸入車ばかりじゃねーかというお声が聞こえてきそうだが、ひとまずMazda3の日本仕様が未導入ということでご容赦を。こうやって並べてみると、各車の特徴が現れておもしろい。
というわけで合計9台を比較してみると、以下のような結果になる。
■ 最長全長:Mazda3/最短:ゴルフ
■ 最長軸距:Aクラス/最短:308
■ 軸距/全長比最大:1シリーズ(62%)/最小:V40(60.5%)
さて、アナタはどのクルマがお好みですか。