すでにオーナーがほとんど確定しているマクラーレン600LTだが、オンライン・コンフィギュレーターで自分好みの仕様を製作できる楽しみは残されている。
マクラーレン600LTのボディカラーは28色から選べる。ミヤン・オレンジ、シケイン・グレイ、ルミネール・グリーンの3色は600LTのデビューにあわせて登場した新色だ。インテリアはアルカンターラ系が3種類、ナッパレザー系が3種類の合計6種類のテーマから選択可能という。
チーフテストドライバーのケニー・ブラックはシシリアン・イエローのエクステリアに、全面にカーボン・ブラック・アルカンターラが貼られたインテリアを選択したという。さらにカーボンファイバー・アップグレードパックとMSO Clubsport Proパックを選び、走りの性能をさらに重視した。
MSO Clubsport Pro にはカーボンファイバー製のルーフ、ルーバー付きフロント・フェンダー、超軽量レーシングシートが用意される。ケニーはさらに10スポークの超軽量アロイホイールのグロスブラックフィニッシュ、カーボンファイバー・エクステリア・アップグレード・パック3や、3台のカメラを備えたマクラーレン・トラック・テレメトリーを選択。ちなみに生粋のサーキットにフォーカスされた仕様のため、エアコン、ナビ、オーディオはあえて装備しないという。
現役のレーシング・ドライバーであり、マクラーレンのブランド・アンバサダーでもあるブルーノ・セナは、ボディカラーにバートン・ブルーを、インテリアにケニーと同じカーボン・ブラック・アルカンターラを選択。さらに、ケニーと同じくカーボンファイバー・アップグレードパックとMSO Clubsport Proパックを組み合わせたそうだ。
もはや、(そもそも?)購入はできないかもしれないが、オンライン・コンフィギュレーターで理想の一台を組み立ててはいかがだろうか?