デンソーは、11月1日付けで富士通テンへの出資比率を変更したと発表した。
デンソーの出資比率の変更にともない、両社一体となり、共に成長していく想いを持って、新社名も富士通テンから「デンソーテン」に変更となる。
今回の出資比率変更は、富士通テンの株主である富士通株式会社、トヨタ自動車株式会社とデンソーが、2016年9月9日に発表した「富士通テン株式会社の資本構成の変更に向けた検討に関する基本合意について」に基づき実施したもの。
これにより、出資比率の構成は、デンソーが変更前15%→変更後51%と筆頭株主になり、富士通テンは55%→14%へ変更、トヨタ自動車は35%のままとなる。
今後はグループ会社として、車載ECUやミリ波レーダー、高度運転支援・自動運転技術および電子基盤技術の開発などにおける協業を強化して、事業の発展を図っていくという。
デンソーテンの概要
1. 社名 株式会社デンソーテン (DENSO TEN Limited)
2. 所在地 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号
3. 代表者 代表取締役会長 重松 崇 (しげまつ たかし)
代表取締役社長 岩田 悟志(いわた さとし)
4. 設立年月 1972年10月
5. 資本金 53億円
6. 人員数 2,943名(連結:10,238名) *2017年3月31日時点
7. 主な事業内容 インフォテインメント機器およびオートモーティブエレクトロニクス機器の開発・製造・販売
8. 売上高 2,488億円(連結:3,836億円) *2017年3月期