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【東京モーターショー速報】完全自動運転のコミューター、スマート・ヴィジョンEQフォーツー 


都市生活者のためのコミューターとして誕生したスマートが、新たな提案をしてきた。自律自動運転が可能なこのヴィジョンEQフォーツーは、乗りたい場所に迎えに来て好きな場所に勝手に運んでくれるという、未来のカーシェアのための1台だ。

アネット・ウィンクラー氏

 スマート・ブースに登場したのは、ダイムラー社スマート責任者のアネット・ウィンクラー氏。スマート・ヴィジョンEQフォーツーを前にプレゼンテーションを行なった。




「東京はスマートがしっくりと合う街です。未来を考えるのがスマートの本質ですが、スマートの未来は、もちろん電気です。2030年の完璧なシティカーは何かと考えた結果、完成したのがこのヴィジョンEQフォーツーです。




 このクルマは完璧な自動運転とカーシェアの形を実現するでしょう。いつでも必要なときにいてくれて、現在の2倍の人を運ぶことができるのです。途中で誰かを乗せたり、音楽やコストのシェアも可能なのです。




 革新的なドアはスクリーンのように使えるので、外部とのコミュニケーションを取ることができます。子供を学校から安全に連れ帰ることを任せたりもできるのです。非接触充電も可能で、モビリティの真の変革を提案し、アーバンライフの新たなクオリティを創造するクルマと言えるでしょう」

スマート ヴィジョン EQフォーツー

 このヴィジョンEQフォーツーは、単なるEVではない。メルセデス・ベンツが提唱するCASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・EV)を初めて具体的な形として提案するモデルだ。




 全長2699mm 、全幅1720mmとコンパクトなふたり乗りで200kWのモーターを搭載するEVというのは、もはや珍しいものではないかもしれない。このクルマの注目はカーシェアと前提とし、自動運転を実現していることだろう。



スマート ヴィジョン EQフォーツー

 インパネにはステアリングもペダルもなく、完全な自律走行を可能としている。利用者はクルマに乗りたい場所を指定すればそこへ勝手にクルマがやってきて、利用者を乗せて目的地まで自動で運んでくれるという。これは移動手段としてはひとつの理想の姿だといえる。




 メルセデスはすでにスマート・フォーツーを使った「カー2ゴー」というカーシェアを展開しており、利用者は260万人に登っている。システムとプロダクトの両方から次世代のクルマ社会の提案を続けるメルセデス。何年か後には、このEQフォーツーを使ったカーシェアが実現しているかもしれない。



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