アクセルワーク一つで変わる燃費
エコドライブは安全運転にもつながります。
(後編)
行楽シーズン真っ只中、車でドライブするにも良い季節。
安全運転はもちろんですが、地球環境にもお財布にもやさしいエコドライブを心がけることは重要です。
速度変化が少ないアクセルワークが重要
エコドライブといってもいったいどのような運転が良いのか?という人もいるかも知れません。
前編で紹介したような急発進や急加速はしないけど、その他に具体的にどうしたらいい? と思っている人は、速度変化が少ないアクセルワークを心がけるのも大切です。
当然交通状況によって対応する必要がありますが、無駄な加速や減速が多くなると燃費は悪くなります。
無駄な加速や減速で一般的には市街地で2%、郊外で6%程度燃費が悪化するといわれますので
、まずは速度変化が少ないアクセルワークを心がけたいところです。
減速時は早めにアクセルを離す。
前方の信号が赤で停止することが明らかな場合などは、早めにアクセルから足を離しましょう。
アクセルを踏んでいる時間が長ければその分燃料を消費します。
停車するのが明らかな場合は早めにアクセルから足を離しエンジンブレーキで減速することで、2%程度の燃費の改善が期待できると言われています。
クルマの点検もエコドライブの一環。
エコドライブというと運転時のことと思いますが、クルマの点検を行うのもエコドライブの一環。
以前にも紹介したことがありますが、タイヤの空気圧を適正に保ったり、不必要な荷物を降ろすなど
でも燃費は改善されます。
また、ドライブの際に目的地までの渋滞情報や道のりの確認をすることも大切。
細かな積み重ねが大きな違いとして現れるはずです。
でも、なんだか面倒くさそうと思っている人は、まずは自分の燃費がどれくらいか把握し、それを少しでも改善しようという意識を持つというところからはじめてみると良いかもしれません。