通常モデルは9月発売予定
GRヤリスの全グレードを発表
TOYOTA/GR YARIS
トヨタ/GRヤリス
国内では、長らくヴィッツの名で親しまれてきたヤリス。
2019年12月に車名を海外仕様と同じヤリスに変更されることが発表され、2020年2月から国内販売が開始されている。
翌月には、月販目標の7800台の約5倍にあたる約3万7000台の受注が入ったことを発表。
昨年にフィットがフルモデルチェンジされるなど、いま注目を集めているコンパクトカー市場において、最も重要なクルマであることは間違いないだろう。
「WRCで競争力のあるクルマづくり」を念頭に、開発初期から社外プロドライバーが試乗。
市販車をレースカーにする従来の発想を逆転させ、レースカーを市販車にするため、研究を重ねてきた。
その成果が、GRヤリスにはふんだんに盛り込まれている。
エンジンフード、バックドア、ドアパネルなどのアッパーボディには、アルミ素材を使用。
ルーフパネルには、形状の自由度が高いSMC工法で成形されたCFRP素材を使用する。
誰もが意のままに運転できるだけでなく、軽量化を図りながら、優れた空力性能を示す強固な3ドアタイプのキャビンを完成させている。
そんなGRヤリスが、また動きを見せた。
「GRヤリス」通常モデルの全ラインアップを発表したのである。
内容は、Webで先行受付が開始されている「RZ」(First Editionではない)の2グレードに加え、競技ベース用モデルの「RC」、軽量でNAエンジン+CVTを搭載する「RS」の全4グレード展開になるということだ。
通常モデルは2020年9月ごろの発売予定となっているが、それまでじっくりと待つことにしよう。
RSプロトタイプ
外装
通常モデルで唯一のNAエンジン+CVTを搭載する「RS」のプロトタイプ。最高出力120ps/最大トルク145Nmと、ヤリスより十分なほどハイパワーだ。
RSプロトタイプ
インパネ
「RS」が他グレードのインパネまわりと異なるのは、トランスミッションが10速シーケンシャルシフトマチック付きCVTになる。「RC」と「RZ」系は、6速MTとなる。
RSプロトタイプ
シート
ヘッドレストにはGRロゴが入るオリジナルのスポーツシートを採用する。「RS」はファブリック表皮になる模様だ。
RZ
カーボンルーフ
「First Edition」は特別装備のマーブル柄カーボンルーフになるが、通常モデルの「RZ」はフィルム調カーボンルーフを採用する。
【SPECIFICATION】
グレード エンジン トランスミッション 駆動方式
RS 1.5L直3 CVT 2WD
RC 1.6L直3ターボ 6速MT 4WD
RZ 1.6L直3ターボ 6速MT 4WD
RZ“High-performance” 1.6L直3ターボ 6速MT 4WD
※車両価格は未定。
トヨタ自動車公式動画はコチラ↓
【新型車GR ヤリスへのモリゾウの想い】
【“First Edition”試乗インプレッション】
【TGR 専用工場“GR FACTORY”】
問:トヨタ自動車お客様相談センター 0800-700-7700
https://toyota.jp
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部_山口文明]