運営元:外車王SOKEN
著者 :{$item->authorName}
ウクライナでの戦争が始まって以降、ドイツでは急激に燃料価格が上昇しました。それに伴って、食料品の価格や電気代・暖房費なども相次いで値上げされ、市民の生活を圧迫しています。
終わりの見えない戦争の先行き不安と、エネルギー資源全体の高騰に対応すべく、ドイツ政府は3月24日にエネルギー価格に対する軽減措置について決定しました。今回のドイツ現地レポでは、ドイツの燃料価格の高騰とその現状、それに対してドイツはどのような対策を取っているかについて紹介していきます。
■ガソリンとディーゼルの価格が逆転
ウクライナでの戦争が始まって以降、ドイツでは今までに例を見ないほどガソリンおよびディーゼルの価格が高騰しました。最高値は3月15日に記録したSuper E10(ドイツでもっとも一般的なグレードのガソリン。バイオエタノールが最大10パーセント含有されている)の2.192ユーロ(...【全文を読む】