ポルシェ911と聞いて、あなたが想像するのはどのモデルでしょう?
「最新のポルシェは最良のポルシェ」というフレーズだけならばカーライフのなかでもたびたび耳にすることがありますが、歴代全モデルを乗り比べたことがある人は、自動車評論家やよほどのマニアでもない限り、そうはいないのではないかと思われます。
さて、このたびそんな歴代911のなかから厳選された5台を乗り比べちゃおう!という願ってもみない機会に恵まれましたので、その模様をお伝えいたします!
進化をたどるドライビングプレジャー、5台のラインナップとは?!
今回『CLASSIC PORSCHE PREMIUM DRIVING』が開催されたのは、天候もなんとか曇りでとどまった2019年12月19日(木)。
貸し切り状態の筑波サーキット・コース1000にて、じっくり堪能させていただくことができました。
車両ラインナップは…
*911 (1966年式/4MT)
*930 Slant Nose USspec. (1987年式/4MT)
*930 Speedster (1989年式/5MT)
*964 CARERRA RS (1992年式/5MT)
*996 CARERRA (2003年式/5AT)
どれもオリジナルコンディションという、垂涎モノな面々。
すべて主催のInter-Upさま所有の貴重なクルマたち。
ペースカー付きで安全な速度域を保ちつつではありますが、素人玄人問わず自らステアリングを握らせてくださるとは、なんとも太っ腹な心意気!
(この日の準備のために前日20時頃までメンテナンスに追われていたそうで、いやはや本当にありがたい限りです…)
これら5台を10数名の参加者さんで走行表どおりにローテーションし、1台ごとに約10分刻みの走行枠でコース1000を4~5周ほど回ります。
フラッグやウィンカーの出し方など、ルール説明もしてくれるので、サーキット初心者でも安心です。また、ヘルメットとグローブの貸し出しもあり、長袖長ズボンさえあれば気軽に参加できるのも嬉しいポイント。
ゲストにはプロドライバーの丸山浩さんもいらしてくださいました!
全体の様子は後ほどご紹介するとして、まずは独断と偏見による試乗インプレッション(もどき?)からまいりましょう!