独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手アウディは15日、中型車「A4」のフェイスリフトモデルを発表した。
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4年がかりでフェイスリフトした新型「A4」は、シングルフレームグリルが以前より低く幅広くなり、ヘッドライトとテールランプのLEDのデザインを刷新し、スポーツ性と高級感を大幅に向上させた。エンジンは、欧州連合(EU)の新排ガス検査方式(WLTP)に対応したターボディーゼル(Euro6d-Temp)を6機種用意。そのうち、3機種は12ボルトのマイルドハイブリッド(MHEV)仕様となる。最大出力は110kW/150PSから255kW/347PS、走行100キロメートル当たりの燃費は6.2~6.3リットル。走行1キロメートル当たりの二酸化炭素(CO2)排出量はA435エンジンで125~138グラム、S435ディーゼルエンジンで163~166グラム。
マイルドハイブリッドシステム搭載車では、走行100キロメートル当たりの燃費を最大0.3リットル改善できるという。また、MMI(マルチメディアインターフェイス)対応の10.1インチの大型液晶ディスプレーを装備。リアルタイムのオンライン交通情報や交通信号情報などを提供し、快適なドライブをサポートする。
新モデルは今秋からヨーロッパで発売される予定。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]