最近は世の中のいろいろな分野で二極化が進んでいますが、ミニカーの世界でもその傾向があります。実車のようなリアルさを特徴とする精密ミニカーが数万円で販売されている一方、数百円で買える手軽なミニカーが高い人気を集めています。
ミニカーは全体的に高額化していて、手頃な値段で買える良質なミニカーが入手しにくい状況にあります。なかには定価が10年前の2倍に上がったブランドもあるほどです。また、2021年7月にはミニカー専門店最大手の「ミニカーショップイケダ」が閉店するなど、買う側も売る側も厳しい状態にあります。
そこで今回は、ますます高価になっていくミニカーと今後どう付き合っていくべきかを考えてみます。