パンダ号はざっくり、こんなバス
- ひとつの便に1号車・2号車が出る人気路線
- 車内にトイレはなし、休憩はサービスエリアで3回
- 乗務員さんの方言にほっこり
上野から青森へむかう弘南バスの「パンダ号」は、20時30分発と22時発の便があるうえ、それぞれ2号車まで出る人気路線。1号車は男女兼用、2号車は女性専用車となっています。所要時間は9時間でも、乗務員2名体制なので安心。トイレ休憩は途中3カ所に立ち寄ります。
今回は、乗る前の注意点や乗り場へのアクセス、車内の様子などパンダ号について隅々まで紹介します。
弘南バス「パンダ号」の乗り場は上野駅に近くて便利！
弘南バスが運行する「パンダ号」の上野発の便は、20時30分発と22時発の2便があり、それぞれ2号車まで出る人気路線です。今回は20時30分発の便を選びました。
最寄り駅は上野駅。JR上野駅からバス乗り場までの行き方を紹介します。
上野駅の中央改札口を降りたら、広小路口へ。
広小路口を出ると左前方に上野マルイが見えます。手前の横断歩道を渡り、左に折れ、上野マルイの前を通り過ぎます。
上野マルイを過ぎたら、歩道橋にぶつかるので登らないで右折。角にセブンイレブンがあります。ここがバス乗り場から一番近いコンビニエンスストアです。
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅を利用した場合、4番出口を出るとここに出ます。雨の場合も、この出口を使うと便利です。ここからバス乗り場まで徒歩約20秒。
右手にセブンイレブンを見ながら直進すると、もう一つ歩道橋があり、それを超えたところがバス乗り場です。
待合室もベンチもありません。パンダ号は車内に電源がないので、上野駅周辺のカフェでスマホを充電しながら待つのもひとつの選択肢です。
ちなみに広小路口から一番近い電源カフェは「ドトールコーヒーショップ」。ただし営業時間は平日21時まで、土日は20時までです。
「ルノワール」にも電源があり、23時まで営業しているので、22時発に乗る場合はこちらを利用すると良いでしょう。
乗務員さんの青森弁にほっこり… 2名体制で運行するから長距離移動も安心！
さて、パンダ号に乗り込みます。20時30分発も22時発も2号車まであり、1号車は男女兼用、2号車は女性専用となっています。
安心の乗務員2名体制。乗務員の青森弁のイントネーションが温かく、ほっとさせられます。
方言っていいですよね。
バスは首都高速に入ると完全消灯。つまり20時30分発の場合、21時前には車内は暗くなります。
僕はこのところ、飲みに行かない日は21時就寝の5時起床なのでちょうどいいですが、「消灯が早すぎる！」という方は音楽などを聴くことができる環境を整えておくか、もしくは22時出発を選んだ方がいいかもしれません。
所要時間は約9時間で休憩は3回
所要時間は約9時間で、トイレ休憩所は佐野サービスエリア（栃木県）、国見サービスエリア（福島県）、紫波サービスエリア（岩手県）と全部で3カ所。全ての休憩所で降車可能です。
僕は最初の休憩の佐野サービスエリアで歯を磨きました。
ここのショッピングコーナーは24時間営業で、ラッキーなことに米麹を使用したパン生地にこしあんを詰め込んだ人気のさくらあんぱん（東日本おみやげ総選挙2015 4位）が売られていたので翌日用に購入。
歯を磨かなければ夜食に一個食べたんだけどなぁ。
20時30分発のパンダ号は、弘前バスターミナルに5時に到着予定です。22時発の場合の到着時間は7時頃。
弘前バスターミナルのトイレは、バスターミナルの入っているイトーヨーカドーの地下にあり、営業時間以外でも使用できます。
到着後すぐ秋田方面に向かうのであれば、JR弘前駅を6時25分に発車する奥羽本線があるので、20時30分発のバスを選ぶといいでしょう。ちなみにバスターミナルからJR弘前駅まで400メートルほど離れています。
また、バスターミナルから少し離れていますが、スマホの充電をしたい場合は弘前公園近くのスターバックスがおすすめ。7時開店で電源もあります。
登録有形文化財を利用している店なので一見の価値ありですよ。
上野駅に発着する「パンダ号」。トイレなしの4列シートですが、サービスエリア休憩が3回あるので安心です。
1日2便運行しているので、出発時間を選べるのも嬉しいポイント。青森旅へ行く際は、ぜひ乗ってみてくださいね。
