
近畿地方は、明日29日は大体晴れますが、明後日30日以降は雨や雷雨の所もあるでしょう。また、日本の南の海上に「台風の卵」である熱帯擾乱が発生し、日本付近に近づく可能性もあります。今後の情報に注意をしてください。
●29日(日)~7月5日(土) 不安定な空模様の日も
近畿地方では、明日29日は高気圧に覆われるため、おおむね晴れて、日中は厳しい暑さになるでしょう。
その後は、高気圧の勢力がやや弱まるため、湿った空気の影響を受けやすい見込みです。
7月5日(土)にかけて、晴れたり曇ったりの変わりやすい天気が続き、山沿いだけでなく大阪や京都などの市街地でも、雨や雷雨になる恐れがあります。
晴れていても油断をせずに、空模様の変化にお気を付けください。
また、日本の南の海上では、「台風の卵」である熱帯擾乱が発生する可能性があります。
●6日(日)~11日(金) 「台風の卵」熱帯擾乱の動きにも注意
6日(日)以降の近畿地方は、晴れる日が多いでしょう。
ただ、湿った空気の影響で雨や雷雨になる所もある見込みです。
また、日本の南で発生した熱帯擾乱が、日本付近に近づく可能性があります。
日本付近にかなり接近した場合、予想よりも広い範囲で天気が崩れる恐れがあるため、今後の情報に注意をしてください。
7月上旬にかけて、気温の高い状態が続くでしょう。昼間だけでなく、夜間も熱中症対策を心がけてください。
●こんな時は天気急変に注意!
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。