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花粉シーズン終盤 東海では「極めて多い」日も ゴールデンウィーク頃までは対策を


花粉シーズンが終盤に差し掛かり、名古屋では4月16日から19日にかけて「極めて多い」花粉飛散が予想されています。ヒノキ花粉のピークは過ぎつつありますが、ゴールデンウィークまで対策が必要です。福岡や東京では晴れの日でも「やや多い」状態が続き、黄砂の影響も考慮に入れる必要があります。屋外での花粉暴露を減少させるため、マスクやメガネは有効で、衣類選択にも注意が必要です。特にウール製品は花粉を多く付着させるため、ポリエステルなどの滑らかな生地の服装が推奨されます。

花粉シーズンも終盤。ただ、16日(水)から19日(土)は名古屋で「極めて多い」予想となっていて、ヒノキ花粉が大量に飛ぶ所もあります。ピークを過ぎても、ゴールデンウィーク頃までは対策を心がけてください。

●福岡や東京 晴天でも「やや多い」ランク

昨日14日(月)は大阪で黄砂が観測されるなど、西日本を中心に黄砂が飛来しました。今日15日(火)午前9時も関東の一部で黄砂が予想されていますが、濃度は薄いでしょう。ただ、黄砂によってアレルギー症状が悪化することもあるため、花粉症の方は注意が必要です。

花粉飛散量は、福岡や東京などで「やや多い」の日がほとんどで、晴れる日でも花粉の飛散は落ち着いてくるでしょう。一方、名古屋では明日16日(水)から19日(土)にかけて「極めて多い」、大阪は明日16日(水)に「非常に多い」となっています。万全な対策を心がけてください。

●ヒノキ ピークアウトへ

上の図は、東京都アレルギー情報navi.のデータから旬ごとの多摩地区の全部の花粉飛散量をグラフにしたものです。

4月上旬(10日)までの多摩地区の推計飛散数は、推移をみると3月下旬ごろから傾きが緩やかになり、ピークは過ぎつつあるように見えます。3月中旬は約9610個/cm2でしたが、4月上旬が約1920個/cm2。天気や気温、スギ花粉からヒノキ花粉への移行などの要因もありますが、4月に入ってこれまでの1/4以下となってます。

4月も中旬となり花粉の飛散は次第に終息に向かいますが、大型連休ごろまでは例年同様、花粉の飛ぶ所がある見込みです。風が強く吹く日などは、飛散量が多くなることもあります。ピークを過ぎてもしばらくは、花粉情報や気象情報を確認して、引き続き花粉対策を行いましょう。

●外出時の花粉対策

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
花粉対策メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
花粉を吸いこむ量をおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

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