この先も、全国的に気温は平年より高く、厳しい残暑が続く見込み。東海から九州では猛暑日の所も。14日(土)からの3連休も暑さ対策をしっかりと。引き続き、熱中症に十分注意を。
●前半(9日~15日):東海から九州は猛暑日も
明日9日(月)は晴れる所が多いですが、湿った空気の影響で、関東と東海は雨が降るでしょう。関東では、内陸部を中心に、雷を伴って激しく降る所もありそうです。落雷や急な強い雨にご注意ください。
10日(火)も広く晴れますが、湿った空気が流れ込む東海や近畿の太平洋側では、にわか雨がありそうです。
11日(水)以降は、北海道は雲が広がりやすく、雨の降る日もあるでしょう。東北から九州は晴れ間の広がる日がほとんどです。14日(土)からの3連休も行楽日和の所が多いですが、急な雨にご注意ください。沖縄は変わりやすい天気でしょう。
最高気温は、全国的に平年より高く、厳しい残暑が続く見込みです。東海から九州では、最高気温が35℃以上の猛暑日となる所もあるでしょう。夜もあまり気温が下がらず、寝苦しく感じられる日も多くなりそうです。9月に入っても、油断しないで、熱中症に十分ご注意ください。
●3連休も厳しい暑さ 熱中症に注意
9月に入っても、厳しい残暑が続いています。この先も、中旬頃にかけて、猛烈な暑さになる日もあるでしょう。屋外のレジャーなどは、熱中症にならないように、次のようなグッズを使って、しっかりと対策をしてください。
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させるのがおすすめです。日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントなどで、日陰を作りましょう。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。冷たいペットボトルを握って、手のひらを冷やしても効果的です。
●後半(16日~21日):曇りや雨の日が多い
16日(月:敬老の日)は、雲が広がりやすいものの、関東から九州では晴れ間が出る見込みです。17日(火)以降は、前線や湿った空気の影響で、東北から九州、沖縄にかけて、曇りや雨の日が多いでしょう。
最高気温は、関東から九州、沖縄で30℃以上の日が多く、猛暑日に迫る日もありそうです。日差しが少なくても、湿度が高いと熱中症になる可能性がありますので、通気性の良い素材の服装を選ぶなど、体調を崩さないよう、気をつけてお過ごしください。
なお、日本の南では、積乱雲が発達しやすい状況となっています。9月も台風シーズンが続きますので、お出かけの際は、最新の気象情報や台風情報を確認してください。