東海地方の3連休は、天気が変わりやすく、気温変化も大きいでしょう。7日(日)から8日(月):成人の日は、岐阜県山間部ではまとまった雪となる見込みです。また、8日(月)の最終日は、各地で厳しい寒さとなりそうです。3連休は、雪や寒さへの対策をしてお過ごしください。
●3連休の各地の天気 7日～8日:岐阜県山間部はまとまった雪の恐れ
【6日(土)】
晴れ間もありますが、気圧の谷に伴う雲が東海地方を通過する見込みです。岐阜県を中心に、にわか雨やにわか雪となる所があるでしょう。三連休初日は変わりやすい天気となりそうです。
【7日(日)～8日(月):成人の日】
冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込む見込みです。太平洋側の地域では晴れる時間が長いですが、時々低い雲が流れ込むでしょう。名古屋市など濃尾平野にも、北西の風にのって雪の降る時間がありそうです。特に、夜間の気温の低い時間帯にも雪雲の流れ込みが予想されます。あっという間に積もる可能性もあるため、今後の降雪情報に注意してください。
岐阜県山間部では、7日(日)から8日(月)午前中にかけて雪が降りやすく、積雪となるでしょう。一旦雪が解けてしまった地域では、再びまとまった積雪となりそうです。また、愛知県三河山間部や三重県山間部などでも、積雪となる所があるでしょう。3連休のお出掛けは、目的地までの道路状況に十分注意してください。
今回の寒気は一時的ではありますが、このところ比較的過ごしやすい日が続いていたため、厳しい寒さが体に堪えそうです。寒暖差で体調を崩さないよう気をつけてください。
●週間天気 9日(火)朝は厳しい冷え込み
連休明けの9日(火)朝は、厳しい冷え込みとなるでしょう。名古屋市や岐阜市など東海地方の平野部でも氷点下の冷え込みとなり、山間部では更に厳しい冷え込みが予想されます。水道凍結に十分な注意が必要です。
9日(火)以降は晴れる日が多く、岐阜県山間部も大雪の心配はないでしょう。ただ、10日(水)は雲の広がる時間帯があり、雨や雪の降る所もありそうです。
なお、雪により停電となった場合は、防寒着やカイロ、毛布などで暖をとりましょう。いざという時は、少しでも暖かく過ごせるような工夫を心がけてください。
●水道凍結を防ぐために 事前の対策は?
強い冷え込みによって発生する「水道の凍結」を防止するためには、次のことが効果的です。
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。水抜栓はいろいろな種類がありますので、あらかじめ使用方法を確認しておき、水抜栓の場所もチェックしておくと、水を抜く作業がスムーズです。
屋外で、むき出しになっている水道管やメーターを、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておきましょう。
それでも、もし、水道が凍結してしまった場合、凍結させたままにしておくと、水道管の破裂につながることもありますし、解氷のために、蛇口などに、直接、お湯をかけたりするのも危険で、禁物です。必ず、お住まいの自治体に相談するか、水道業者へ修繕作業を依頼してください。
