活発な雨雲が関東に接近中。神奈川県に竜巻注意情報が発表。空模様の変化に気を配り、激しい突風に要注意。
きょう(27日)は、低気圧や前線が本州付近を通過していきます。
南から暖かく湿った空気が流れ込んでいて、関東地方は大気の状態が非常に不安定になっています。
活発な雨雲は静岡県や山梨県まで進んできました。
神奈川県も広く雨雲がかかっています。まだ弱い雨の所も、この後は急に雨脚が強まることがありそうです。
また、関東の沿岸部を中心に、日付が替わる頃から南風が強まり始め、
横浜市と千葉市ではともに21.6メートルの最大瞬間風速を観測しています。
(東京都心も17.4メートルを観測。)
この南風で気温が押し上げられ、東京、横浜、千葉は18度を超えています。(午前9時30分までの値)
※千葉県茂原市では20度を観測。
一方、午前9時現在、東京の練馬は北寄りの風で気温は7度ちょうど、さいたま市も北寄りの風で気温は6度7分。暖かい空気は沿岸の地域を中心に流れ込んでいることがわかります。
活発な雨雲は昼過ぎにかけて関東の沿岸部を中心に通過していく見込みです。
神奈川県には竜巻注意情報が発表されています。
竜巻などの激しい突風、落雷、急に強まる雨にご注意ください。
また、雨雲が通り過ぎたあとは、沿岸の地域も北風に変わり、一気に気温が下がります。
お帰りの時間帯はかなり冷え込みが強まりそうですので、体調を崩さないようにご注意ください。