
<明治安田J1:東京0-4京都>◇第27節◇24日◇味スタ
FC東京がホームで京都サンガF.C.に0-4で惨敗し、3戦勝ちなしとなった。前半だけで3失点。ふがいない戦いで敗れた。
チームを率いる松橋力蔵監督は「細部のコーチング準備が必要、落ち度は私にある」と自らを責め「自分たちのやろうという形を覆されて悔しいし、自分のふがいなさを感じたゲーム」と唇をかんだ。
前半8分にPKから先制を許すと、直後の同13分にも自陣のビルドアップミスからPKを奪われて2失点目。その後はボールを握って攻め込むも、同45分にセットプレーの流れから3点目を失った。
後半はスコアが動かずに試合が進んだが、同36分に再びビルドアップのミスから4点目を失った。そのまま試合終了。ブーイングが響き渡る悔しい大敗を喫した。
中2日で天皇杯の浦和レッズ戦が控える。松橋監督は「選手も、今は元気でいられるかと言われると、そうではないと思います。1回、忘れようとしても無理だと思います。冷静になろうとしても無理だと思います。その中で勝つ準備をしないといけないと思います」と懸命に、次に目を向けた。