
第107回全国高校野球選手権で準優勝した日大三(西東京)ナインが決勝戦から一夜明けた24日、帰京し、東京・町田市の同校で準優勝報告を行った。
午後3時45分ごろ、選手たちを乗せたバスが同校に到着。三木有造監督(51)を先頭に選手たちが穏やかな表情で姿を現した。前監督の小倉全由(まさよし)氏(68)を筆頭に保護者、職員、在校生など関係者約150人がナインを出迎え祝福した。
小倉氏は「お疲れさま。準優勝おめでとう。悔しさを持って一回りも二回りも人間的に大きく成長して。(次のステージで)活躍するその一歩だと思って、これからも頑張ってください」と選手たちにエールを送った。
三木監督は「生徒は本当に1日1日成長して、顔つきはすごく変わってきた。決勝の舞台に立てたこの選手たち、また保護者の方、学校の関係者の方々、在校生の皆さんに感謝したいと思います。ありがとうございました」と謝意を示した。
本間律輝主将(3年)は「皆さんの熱い声援が力になりました。日本一という目標は後輩たちに託したいと思います。ありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。激闘を戦い抜いた選手たちに大きな拍手が送られた。