【甲子園】14年ぶりＶへ日大三・三木監督「思う存分に暴れて。選手が思いきりやってくれれば」

囲み取材に答える日大三・三木監督（撮影・宮崎幸一）

14年ぶりの優勝を目指す日大三（西東京）は22日、兵庫・西宮市内の球場で練習を行った。打撃練習を中心に約2時間汗を流し、最後は三木有造監督（51）も一緒になって右翼ポール付近でランメニューに取り組んだ。

三木監督は「明日もまた練習するんじゃないかなと思うくらい。涙は出ないですけど、この子たちとできるも最後かと」と少ししんみりしながら、「本当に負けないチームになってきた。誰かがカバーして、なんとかつないでいく。それをもうずっと1カ月続いているんで」と成長ぶりをたたえた。

末吉良丞投手＆新垣有紘投手の両2年生の好投が光る沖縄尚学を警戒しつつも「こういう舞台でできるのはこれからも先もない。思う存分にやることやって暴れてきてほしい。選手が思いきりやってくれれば」と期待。主将の本間律輝外野手（3年）は「楽な展開は絶対にないと思うので、ここ一番の時に甘い球を1球で仕留められるようにしたい」と意気込んだ。