レアル・ソシエダードのセルヒオ・フランシスコ監督（46）が日本代表MF久保建英について、「何よりもゴールに近づくことを求めている」と言及した。
Rソシエダードは24日にホームで行われるスペインリーグ第2節でエスパニョールと対戦する。この試合を2日後に控えた22日、セルヒオ・ゴンサレス監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。
セルヒオ・ゴンサレス監督はその際、久保に求めていることについて質問されると、「たくさんある。攻撃陣に求めているのは連携し、一緒にプレーすることだ。優れた選手たちがアタッキングサードで連携すれば、何かが起こるだろう。タケは外から中に入る選手だが、外から外に動くこともできる。何よりもゴールに近づくことを求めている」と答えた。
今季、クロアチア代表DFチャレタ＝ツァル加入によりセンターバックの5番手となる可能性が高いため、出番を求めてアラベスへの期限付き移籍の報道が出ているパチェコについては「今のところ我々と一緒にいる。最後までどうなるか見てみよう」とチームを離れる可能性があることを明かした。
セルヒオ・ゴンサレス監督はまた、右足首負傷で開幕戦を欠場した、スビメンディの後継者と目されるMFゴロチャテギについて、「今日は彼にとってチームでの練習初日になった。それは朗報だ。我々は彼がグループに加わる時に備えて、あらゆるテストを実施した。練習では問題なかったので嬉しいよ」と説明。そして、「彼に対してリスクを冒したくなかった。プレシーズンで足首を痛めていたが、もう招集メンバー入りする準備はできている」とエスパニョール戦でベンチ入りする可能性を示唆した。（高橋智行通信員）
