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「開幕男」久保建英、今年もチームのシーズン第1号弾「謙虚に1試合1試合ずつ点を取りたい」


Rソシエダード久保建英(2025年7月撮影)

<スペインリーグ:バレンシア1-1Rソシエダード>◇16日(日本時間17日)◇第1節◇バレンシア

【バレンシア(スペイン)16日(日本時間17日)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダード所属の日本代表MF久保建英(24)が敵地で行われたバレンシアとの開幕戦で今季初ゴールを奪った。クラブ在籍4季目で3度目の開幕弾。定位置の右サイドで先発して、ワールドクラスのミドルシュートで同点弾を決めた。フランシスコ新監督を迎えたチームは1-1でドロー発進となったが、個人としては1年後に迫るW杯北中米大会に続くシーズンで幸先よいスタートを切った。

   ◇   ◇   ◇

「開幕男」久保が今年もチームのシーズン第1号を記録した。0-1の後半15分、味方からペナルティーエリア手前でボールを受けると華麗にターンしながらワンタッチし、左足を強振。ゴール右に沈めた。

「シュートを打つのは決めていたんですけど、ちょっとあの細かいワンタッチでやることで相手(DF)とGKのタイミングもずらせてよかったかな」

そう技巧派弾を振り返った。移籍初年度の22年、23年に続いて3度目の開幕戦での得点に「体は軽くなりました」。今季も変わらずチームをけん引する存在であることを証明した。

難しいオフを過ごした。チームの始動ではなく、7月のジャパンツアーに合わせて長崎で合流。特別待遇を受けたが、「(かつて在籍した元スペイン代表の)ダビド・シルバのような経験豊富な選手が必要だ」と補強の必要性を訴えると批判にさらされた。クラブのことを願っての発言だったが、謝罪を余儀なくされた。移籍市場がオープンな中、自身は国内外で移籍のうわさは絶えない。それでも「僕はピッチ上でできることやるだけ」とプレーに集中し、結果で示した。

今季は特別なシーズンになる。来年6月にW杯北中米大会が開幕する。4年に1度の大舞台につながる1年。「自信をつけて、W杯はいい形で入れるのがベストだなと思いますし、ピークをそこに持っていけたら」と意識。例年通り、得点、アシストで合計20ゴールに関与することを目指す。「謙虚に1試合1試合ずつ点取って頑張っていければ」と着実に成長していく。

◆22年シーズン開幕戦カディス戦先制点VTR 8月14日、敵地で行われた移籍後初の試合の前半24分、久保が相手DFの背後のスペースに抜けだすと、後方からのパスをトラップして右ボレーで仕留めた。

◆23年シーズン開幕戦ジローナ戦先制点VTR 8月12日、本拠地で行われた試合の前半5分、左サイドからのグラウンダーのクロスに、中央でフリーの久保が左足をコンパクトに振ってゴール右に流し込んだ。

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