
<スペインリーグ:バレンシア-Rソシエダード>◇16日(日本時間17日)◇第1節◇バレンシア
レアル・ソシエダードに所属する日本代表MF久保建英(24)は、敵地で行われたバレンシアとの開幕戦で今季初ゴールを奪った。
Rソシエダードで4季目を迎えた久保は、定位置の右サイドで先発した。0-1の後半15分、ゴール正面で味方からパスを受けると、ワンタッチで相手をずらして左足を振り抜き強烈なミドルシュートを沈めた。
目の覚めるような一撃で鬱憤(うっぷん)を晴らした。試合開始から思うようにボールを呼び込めずに得点に絡むことができなかった。
0-0で前半を折り返すと、後半は積極的にボールに絡んだ。同2分に左サイドからドリブルで進入し、ペナルティーエリア正面でFKを獲得。枠外となったが、強い意志でキッカーを務めるなど得点への意欲を示した。
同12分に先制を許し、嫌な空気が流れる中で、直後のチャンスをものにし、チームの今季第1号を記録。22年、23年でも第1節で決めている「開幕男」が見事なワールドカップ(W杯)イヤーの幕開けを迎えた。