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【新潟】MF植村洋斗「ボールにどんどん絡む」繰り返すパス&ムーブで鹿島の守備揺さぶる


鹿島戦前日練習で体を動かす植村(撮影・小林忠)

アルビレックス新潟MF植村洋斗(23)が8試合ぶり勝利に導く。23日、ホームで鹿島アントラーズとマッチアップ。前日22日は聖籠町で最終確認を行った。今夏にJ2ジュビロ磐田から期限付き移籍で加入したオールラウンダーは、2戦連続でスタメン出場が濃厚。中盤の底でパスの経由地点になって相手守備を上下左右に大きくスイングさせながら、機を見たドリブル突破で堅守をブレークする。

   ◇   ◇   ◇

新潟の勝利に貢献し、自分が何者かを示す-。大卒2年目の今季、J2磐田で出番が減少していた植村は7月13日にカテゴリーが上の新潟に加入してから3試合連続で出場中。1分け2敗と結果はついて来ていないが、攻守両面で個人レベルの高さを見せつけている。「J1でプレーできるチャンスをもらえた。新潟は降格してはいけないチーム。勝利にこだわる」。勝負の世界で生きるプロとして、自然と力が入る。

植村がボランチで先発し、連敗を6で止めた前節川崎フロンターレ戦(1-1)の前半は最終ラインと前線の距離がコンパクトに保たれ、優位にゲームを進めた。しかし後半は相手のハイプレスもあってDFラインから長いボールが増え、全体の距離感が間延びして中盤でボールを拾う回数が減った。「こぼれ球を回収できるかで試合は大きく左右される。いい距離感でサッカーができないと自分たちの時間がつくれないので、大事にしたい」。中盤の選手が前向きでボールを持った時、チャンスが訪れる。

J1残留ラインにいる17位湘南ベルマーレと勝ち点5差。残り12試合は勝ち続けるしかない。リーグで3番目に少ない25失点の鹿島攻略は簡単ではないが、パスのサイズを変えながら相手を上下左右に大きく揺さぶり、スペースを突きたい。「ボールにどんどん絡んでいきたい」。植村がパス&ムーブを繰り返してオフェンスに厚みを出す。【小林忠】

○…前節1アシストのFWマテウス・モラエス(25)は、2試合連続で右MFで先発起用されることが濃厚。「攻撃ではアドリブとマジックのようなプレーが必要だし、見せていきたい」と話した。「90分間、攻守両面でクオリティーを下げないことが『進化』への鍵。ホームでアグレッシブに勝利を目指す」と気合を入れた。

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