宮本慎也氏「大会NO.1ピッチャーは…」甲子園沸かせた２年生に「球も強くてコントロールいい」

宮本慎也氏（2024年9月撮影）

元ヤクルトの宮本慎也氏（54＝日刊スポーツ評論家）が22日、公式YouTube「解体慎書」を更新。連日熱戦が行われた夏の甲子園の注目選手などを語った。

「大会NO・1ピッチャーは誰ってなった時は、勝ち上がったのもありますけど、（沖縄尚学）末吉君。投げ方ももちろんいいし、コントロールもいい。球も強くて、身体もがっしりしている。来年（ドラフト）上位でしょうね。間違いなく」と期待した。

沖縄尚学・末吉良丞投手（2年）は、初戦の金足農（秋田）戦で14奪三振で完封、3回戦の仙台育英（宮城）戦は延長11回12奪三振で完投するなど、エースとして夏の甲子園初の決勝進出に導いた。同じ沖縄出身のオリックス宮城にあこがれるという左腕に、宮本氏は「見れば見るほど、（宮城に）匹敵するんじゃないかと思います。普通に、このまま順調にいけば、ドラフト1位の可能性は高い」と期待した。

沖縄尚学は23日の決勝で日大三（西東京）と対戦する。決勝のポイントについては「沖縄尚学でいうと末吉君をどういう風に使うか。日大三高も打つので」と、投手力の沖縄尚学と強打の日大三の対戦に注目した。