
元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が22日、公式YouTube「解体慎書」を更新。連日熱戦が行われた夏の甲子園の注目選手などを語った。
今夏の甲子園の注目ポイントには「2年生のピッチャー」を挙げた。
「横浜・織田(翔希)君、沖縄尚学の末吉(良丞)君、山梨学院の菰田(陽生)君、そういうピッチャーが注目されている」と解説。
今年のドラフトに関しては「健大高崎の石垣君、これはドラフト1位でしょう。ものが違う感じがしましたよね」と高評価。
「ただ…先発してどれくらい投げられるか見たいですよね。ずっと後ろ投げてたんで。戦略としては最後に石垣君をとっておきたいのはすごく分かるんですけど、実際プロ側も見たかったんじゃないですか。どれぐらいのイニングを投げられるか。ある程度は投げられると思うんですけど」と話した。
健大高崎(群馬)・石垣元気投手(3年)は2回戦の京都国際戦で3点ビハインドの7回から登板し、2回無失点。甲子園最速タイの155キロをマークしたがチームは初戦敗退した。
宮本氏は「去年のセンバツも佐藤(龍月)君があまり投げられない状況になった時に石垣君が先発しているので、できることはできると思うんですけど」と期待した。
神村学園(鹿児島)のプロ注目右腕、早瀬朔投手(3年)のポテンシャルにもも着目。「楽しみですね。手足長くて、もしかしたら時間かかるかもしれないですけど、手足長いのは扱えた時はピッチャーとして有利なので」と語った。