
史上初めて夏の甲子園決勝に進んだ沖縄尚学は22日、大阪・豊中市内で最終調整を行った。
2年生でチームを引っ張る末吉良丞投手、新垣有絃投手はジョギングなど、ノースロー調整し、野手は守備練習や打撃練習に汗を流した。
準決勝で先発し6回途中4失点だったエース左腕末吉は「疲れがあって、(体が)重い。リカバリーをちゃんとして、明日の試合に臨めるようにしたい」と意気込んだ。
同校OBで99年春の優勝投手、監督としては08年春に全国制覇を成し遂げている比嘉公也監督(44)は「我々がいいゲームをすることで、沖縄県の方々が元気になれることは、すごくいいこと。なんとか勝って、いい報告ができれば」と言葉に力を込めた。