
元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が22日、公式YouTube「解体慎書」を更新。連日熱戦が行われた夏の甲子園の注目打者などを語った。
「僕が結構好きなのは三高の4番の田中(諒)君。2年生。予選見たときに『いいな』と」と西東京大会から注目していた。
日大三(西東京)は準決勝で県岐阜商を破り、14年ぶりの決勝進出を決めた。23日の決勝は沖縄尚学と対戦する。田中諒は今大会2本塁打を放ち、準決勝でも3安打。2年生スラッガーとしてチームをけん引してきた。宮本氏は「三高は3番の子(本間律輝主将)と田中君。1番バッター(松永海斗外野手)もよく振るので、全体的に強打の日大三って言われるだけあって、いいスイングしている選手は多かったですね」と語った。
大会の注目打者には準々決勝で敗れた横浜(神奈川)のエース左腕に着目。「バッターでいったら、横浜のピッチャーの奥村(頼人)君。あの子が一番バッティングいいように見えた。予選の決勝も見ましたけど、ホームラン打ってましたよね。ピッチャーとしてもいいと思うんですけど、バッターやった方がいいんじゃないって思うくらい、バッティングはいいと思いますね」と期待した。