
<ロッキーズ8-3ドジャース>◇20日(日本時間21日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(31)が、4回5失点で768日ぶりの黒星を喫した。
立ち上がりからスイーパーとスライダーを中心とした配球。2回にはベックにカットボール、1死からモニアクに99・1マイル(約159キロ)の直球を捉えられると、ドイルにスイーパーを先制の適時二塁打とされた。続くアルシアには右犠飛を浴びた。
4回には無死一塁から、バナベルの二塁打に左翼手マイケル・コンフォート外野手(32)の送球エラーが重なり失点。さらに1死二、三塁からアルシアにスライダーを投じると、強烈なライナーが右足に直撃し、適時内野安打で4点目を失った。
トレーナーらがマウンドに駆けつけるも、大谷はそのままプレーを続行。2死一、三塁で、フリーマンにツーシームを右前にはじき返され5失点となった。
大谷は4回で66球を投じ、9安打5失点3奪三振。最速は99・1マイル(約159キロ)だった。
敗戦投手はエンゼルス時代の23年7月14日(同15日)のアストロズ戦(エンゼルスタジアム)以来、768日ぶりとなった。
今季は10試合に登板して0勝1敗、防御率4・61とした。
【大谷の球種割合(多い順)】
◆スイーパー…20球
◆スライダー…15球
◆カットボール…9球
◆直球…8球
◆ツーシーム…8球
◆カーブ…5球
◆スプリット…1球