
<ロッキーズ4-3ドジャース>◇18日(日本時間19日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(31)が7試合ぶりのマルチ安打も、チームはサヨナラ負けを喫した。
第1打席は左腕フリーランドと対戦。1ボールから内角低めのナックルカーブを右前に運び、8月の全16試合で出塁を継続した。打球速度は110・9マイル(約178キロ)だった。
大谷はベッツの右前打で二進。だが、フリーマン、T・ヘルナンデス、パヘスが凡退した。
第2打席は1-0の2回2死三塁、1ストライクから高めのスイーパーを痛烈にはじき返し、中前への適時打となった。打球速度106・5マイル(約171キロ)で、あわやフリーランドの頭部に直撃する当たり。フリーランドは地面に1回転して回避した。
第3打席は2-2の5回無死、右腕ヒルと対戦。カウント1-2から外角の直球を捉えたが、中前へはずむかと思われた打球を遊撃手トーバーがダイビングで捕球した。
第4打席は3-2の7回1死で、左腕ペラルタと対戦。フルカウントから外角の直球で空振り三振に倒れた。
チームは3-3の9回にサヨナラ負け。地区最下位のロッキーズ相手に痛恨の黒星を喫した。
大谷は打率2割8分5厘、メジャー2位タイ、リーグトップタイの43本塁打、81打点、17盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.013としている。
8月は打率3割9分7厘、5本塁打、出塁率5割2分1厘と好調。118得点はメジャー単独トップ。2位のアーロン・ジャッジ外野手(33=ヤンキース)は96得点。
投げては9試合に登板して0勝0敗、防御率3・47。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
前回登板の13日(同14日)エンゼルス戦では、今季自己最長の4回1/4を4失点だった。
次回登板は20日(同21日)のロッキーズ戦を予定している。