
<ロッキーズ4-11ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇クアーズフィールド
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が、新戦力の活躍を称賛した。
この日はトレードでナショナルズから獲得したアレックス・コール外野手(30)が、「7番左翼」で、スタメン出場。第1打席は左腕ゴンバーの直球を捉え、移籍後初アーチとなる飛距離453フィート(約138メートル)の特大4号ソロを放った。
コールは第2打席で適時打を放つと、第3打席は逆方向の右翼フェンス直撃の二塁打。この時点でサイクル安打に王手をかけた。
第4打席は遊撃への内野安打を記録し、最終の第5打席は空振り三振。サイクル安打は逃したが、今季初の4安打で大きなインパクトを残した。
ロバーツ監督は「少し余裕が出てきましたね。初球の直球を打ってホームランで、最高のスタートを切りました。サイクル安打も達成しそうでしたし、とてもワクワクしました。勇気があって素晴らしい選手です」とたたえた。
コールは打率2割7分6厘、4本塁打、28打点、2盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.767とした。ドジャースは7月末のトレードで、チーム屈指のイケメンと呼ばれたジェームズ・アウトマン外野手(28)をツインズへ放出。だが、再びイケメンのコールが加入したことで、Xでは「イケメン去ってまたイケメン」などと注目を集めていた。