
<ロッキーズ-ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇クアーズフィールド
ドジャースのミゲル・ロハス内野手(36)が慌ただしいプレーを好守で締めくくり、現地実況も驚きの声を上げた。
7-0の4回無死、バナベルが放ったボテボテの投ゴロを、先発エメ・シーハン投手(25)が前進して一塁線上で処理。一塁へ送球したが、一塁手フレディ・フリーマン内野手(35)の頭上をはるかに越える大暴投となった。
バナベルはこれを見て、一塁を回り二塁へ向かった。ところが、バックアップに入っていた二塁手ミゲル・ロハス内野手(36)がスライディングして捕球すると、体を回転させて二塁ベースカバーのムーキー・ベッツ内野手(32)へストライク送球。慌ただしいプレーをベテランが好守で締めくくった。記録は安打。
現地実況を務めた地元放送局「スポーツネットLA」は「ミゲル・ロハスが乱れたプレーを救った。ミゲル・ロハス、ワオ! なんというプレーだ!」と興奮気味に伝えた。
この日は序盤から打線が活発。1回にフレディ・フリーマン内野手(35)とテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の適時打で2点を先制すると、2回には新加入のアレックス・コール外野手(30)の移籍後初アーチとなる4号ソロ、大谷翔平投手(31)の44号ソロで追加点を挙げた。
5回にもコールやロハスらの適時打で3点を追加。先発のエメ・シーハン投手(25)は、「打者天国」と呼ばれるクアーズフィールドで、6回を4失点にまとめた。