
<ロッキーズ-ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇クアーズフィールド
スポーツDJのDJケチャップ氏(50)が「SPOTV NOW」で実況を務め、大谷翔平投手(31)の衝撃的なアーチに声を弾ませた。
大谷は第2打席は3-0の2回2死、左腕ゴンバーと対戦。カウント1-1から内角低めの90・6マイル(約146キロ)の直球を捉え、右翼後方のブルペンへライナーで飛び込む44号ソロとした。
6試合ぶりの1発は、打球速度115・9マイル(約187キロ)、飛距離413フィート(約126メートル)、打球角度は驚きの19度だった。一般的に長打が出やすい「バレルゾーン」とされる打球角度は約26~30度。
MLBのデータ分析システム「スタットキャスト」によると、打球の最高到達点は54フィート(約16メートル)、滞空時間は4秒。いずれの数字を見ても、常識破りの1発だった。
DJケチャップ氏は「角度がないまま『launch up(発射する)』の19度の1発です! 弾丸ライナーで越えていくこの打球スピードです! ハア~あっぱれな1発!」とスタジオを盛り上げた。
同氏はDeNAやオリックスなどでスタジアムDJを務め、サッカーやバスケットボールなど活動の幅を広げている。