
<ロッキーズ4-3ドジャース>◇18日(日本時間19日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(31)に痛打を浴びても、ロッキーズ側の実況席はホッと一息ついた。
大谷は第1打席で左腕フリーランドと対戦。1ボールから内角低めのナックルカーブを捉え、痛烈に右前へはじき返した。打球速度は110・9マイル(約178キロ)の当たりだった。
ロッキーズはナ・リーグ最下位。投手力が弱点とされており、現地実況を担当した「Rockies.TV」は「やったぜ! ロッキーズの投手陣ならスタンドに入らなければいいですよ。全然オッケーです。これは申告敬遠みたいなものです」と、単打で済んだことに喜びの声を上げていた。
大谷は2回2死三塁の第2打席で適時打。7試合ぶりのマルチ安打を記録したが、チームの勝利には結び付かなかった。