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【甲子園】京都国際エース西村一毅「気持ちを切らさず」大量失点もひるまず「成長を感じた」監督


京都国際対山梨学院 2回裏山梨学院に5点を取られ唇をかむ京都国際・西村一毅(撮影・白石智彦)

<全国高校野球選手権:山梨学院11-4京都国際>◇19日◇準々決勝

京都国際の夏連覇への挑戦が終わった。同校ワーストの2桁11失点で完敗。エース西村一毅(3年)は「昨年の先輩方の結果に追いつく、2連覇する気持ちで帰ってきたんですけど、自分が打たれて負けてしまって。最後まで成長しきれなかった」と、夏の甲子園自身初の敗戦をかみしめた。

2回。横山に同点ソロを浴びるなど5失点。甲子園の被本塁打も1試合4失点以上も初めてで「気持ちが乱れそうになったけど、切れたら2年半の成長はない。気持ちを切らさずに投げ切ろう」と腕を振り続けた。だが9点目を取られた6回終了後、小牧憲継監督(42)に交代を告げられた。

1年の6月。「野球をやめたい」と家族に打ち明けた。ケガや体調不良で心が折れかけていた。寮の部屋で愛犬きなこの写真を眺めては「帰りたい」と仲間の前でもつぶやいた。気持ちが変わったのは昨夏。先輩を助け、2年生で甲子園の優勝投手になった。「目標が大きく変わりました。プロ野球選手になりたい」と進学を経て夢を追う覚悟を決めた。

優勝投手の立場と責任に育てられた。10安打を浴びてもひるまなかったエースを小牧監督は「すぐ逃げ出してしまう子だったのが、打たれても打たれても歯を食いしばって向かっていった。成長を感じました」とねぎらった。【堀まどか】

京都国際・猪股(女房役で西村を支え)「西村は変わっていないんですが、相手の打撃がすごかった。(得意球の)チェンジアップも今までの打者の反応とは違って、しっかり見られている反応でした。そこで真っすぐでいったんですが、逆にいってしまって。大量失点につながりました。でも、最後の最後まで食らい付く野球ができました」

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