
<巨人1-3阪神>◇17日◇東京ドーム
阪神が連勝で2日間でマジックを一気に4つ減らし、「22」にした。
阪神高寺望夢内野手(22)が持ち前のバットコントロールで先制点をたたき出した。2試合ぶりに「6番左翼」で先発出場。4回2死一、三塁で巨人先発の赤星の低めに落ちる球をバットの先でうまく拾い、右前に痛烈なライナーを飛ばした。右翼手丸が後逸し、一塁走者も生還。高寺は一気に三塁に到達した。続く坂本誠志郎捕手(31)の右前打で3点目を追加した。
先発才木浩人投手(26)は5回先頭の丸に1発を浴びて5回7安打1失点。今季11勝目でDeNA東と並んでセ・リーグトップに立った。才木は昨年7月30日の巨人戦から7連勝。47~48年梶岡8連勝、79年小林8連勝、09~11年能見8連勝、21~23年青柳7連勝に次いで球団5人目になった。
ドリス、及川とつないだ8回には石井大智投手(28)が登板。1回1安打無失点で、40試合連続無失点のプロ野球新記録を達成した。