
<巨人0-3阪神>◇16日◇東京ドーム
阪神が今季25度目の完封勝利で優勝マジックを一気に2個減らして24にした。
初回1死二塁で森下翔太外野手(25)が巨人井上から17号2ランを放ち先制。打球は左翼上段席まで届く特大弾だった。森下にとっては7月15日の中日戦(甲子園)以来、約1カ月ぶりの1発で、キャリアハイも更新した。
2点リードの3回には大山悠輔内野手(30)が3回1死一、三塁で、井上の低めのスライダーにコンタクトし、右中間に運ぶ適時二塁打で1点を加点した。
これまで巨人戦無敗の先発・村上頌樹投手(27)は、初回に泉口に中前打を許したものの、その後は5回まで無安打。6回には先頭岸田に三塁内野安打を許したが、丸を併殺に打ち取り危機を逃れて2年ぶりとなる2桁10勝目を手にした。