
<巨人-阪神>◇15日◇東京ドーム
阪神がまた甲斐拓也捕手(32)に「神の手」を繰り出した。
2-0の4回2死二、三塁で、近本光司外野手(30)が三遊間を抜いた。二塁走者・小幡竜平内野手(24)も三塁を回ったが、明らかに本塁はアウトのタイミング。それでも甲斐のミットをよけながら、左手を懸命に伸ばして、指先でホームベースをタッチ。球審津川がセーフと判定すると、東京ドームの巨人ファンも「ええ~」と信じられないといった声を上げた。
巨人がリクエストしたが判定は変わらなかった。
阪神は7月2日の巨人戦(甲子園)でも勝敗に関わる「神の手」走塁が話題になった。0-0の8回、森下翔太外野手(24)が甲斐のタッチを2度もかいくぐってセーフをもぎ取った。これが決勝点となった。