
<巨人-阪神>◇15日◇東京ドーム
阪神大山悠輔内野手(30)が先制の「確信弾」で沸かせた。
0-0の4回、四球の佐藤輝明内野手(26)を一塁に置いて1ストライクからの2球目。巨人山崎伊織投手(26)の真ん中付近に来たフォークを完璧にとらえ、左翼ポール際の中段まで飛ばした。
打った瞬間、東京ドームの左翼席を黄色に染めた阪神ファンは総立ち。その中に飛球は吸い込まれていった。
大山は打球の行方を見ながら2歩、3歩、歩いてから軽快に走り出した。8月3日以来の7号2ラン。前の打席では左手首付近に死球を受けていたが、影響は感じさせなかった。