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【甲子園】高川学園・遠矢文太「パワーもらえた」OB高木豊氏に感謝の6安打7打点、もう1つの夢へ


高川学園対日大三 1回表高川学園1死一、三塁、遠矢は中前適時打を放つ(撮影・加藤哉)

<真夏のライラック:高川学園・遠矢文太捕手(3年)>

<全国高校野球選手権:日大三9-4高川学園>◇16日◇3回戦

絶対に打ってくれる。そんな信頼感があった。

未来富山との1回戦。甲子園初打席でアーチを描いた。そこから快音は鳴りやまなかった。2試合で8打数6安打7打点、打率7割5分。この結果には2人の同校OBが関わっていた。

大洋(現DeNA)などで活躍した高木豊氏(66)は、遠矢が2年の頃から気にかけてくれた。打撃練習では「お前が打たないとこのチームは勝てない」と親身になって指導してくれた。そんな高木氏に県大会優勝を報告すると「何が欲しい」と返ってきた。打撃用手袋をお願いし、1試合目から愛用して驚異のハイアベレージを記録。後輩は「パワーをもらえました」と感謝した。

もう1人は今夏の大学日本代表にも選ばれた立石正広内野手(創価大4年)。今年の6月にグラウンドを訪れた際、先輩の打撃練習に衝撃を受けた。格の違いを感じ、「立石さんのようになりたい」と決意。そんな思いが遠矢をさらに成長させてくれた。

「夢の舞台で夢のような2週間でした」。高校最後の夏を終えた直後、すぐさま新たな目標を掲げた。「練習してプロ野球選手というもう1つの夢をかなえたい」。大学野球の先も見すえ、地道にレベルアップを図る。【佐藤奨真】

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