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【とっておきメモ】中田翔の引退に思う、時間と運命のいたずら…「力勝負が無理なら」と潔い決断


打撃練習に臨む中日中田翔(2025年3月撮影)

中日中田翔内野手(36)が15日、現役引退を発表した。中日担当を離れて7カ月。シーズン途中の発表だったが、受け入れられた。それでも、時間と運命のいたずらも感じた。

「セ・リーグかパ・リーグで1年、2年、野球寿命が違う選手がいると思う。選手としてはDH(指名打者)があったらめちゃめちゃ助かる」。中日入団当初に打点王3度の大砲は、DH制について話していた。

引退発表をさかのぼる今月4日にはセ・リーグが27年シーズンからDH制を導入することが発表された。さらに来年からバンテリンドームは、左中間を浅くして客席を増やす。打者へ優しい球場に変貌。彼がパワフルなアーチで球場を沸かすシーンを思い描いた。

中田が話すように、1年から2年、それらの事象が早まっていれば。彼の運命も変わっていたのかもしれない。

この業界には80年代から足を突っ込んできたので、人生の終活も始めている。そんな話を交えて、選手としての終活を尋ねたことがある。

「僕にとって野球人生もラストスパート。僕はダメだったら、すんなり辞める。スパッとやめる。もう力勝負が無理だ、勝てないってなったら、スパッとやめる。シーズン途中でも、思えばやめるだろうね」

潔い決断だった。【前中日担当=伊東大介】

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