
今季限りでの現役引退が発表された中日中田翔内野手(36)が15日、バンテリンドームで引退会見に出席した。中日加入から2年。プロ18年目の今季は25試合で打率1割6分1厘、2本塁打、4打点。ファーム調整を経て7日に1軍再登録されるも、3打席のみで12日に出場選手登録を抹消されていた。プロ入り後に残した数々の「名言」を振り返る。
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【中田翔の名言集】
▼2007年10月3日 高校生ドラフトで日本ハムが交渉権を獲得。北海道の印象を聞かれ
「白い恋人!」
▼2008年1月13日 鎌ケ谷で行われたファン交流会で「彼女はいますか?」という質問を受け
「募集中…と言いたいところですけど、います!」
▼2008年1月15日 高卒ルーキーで、母香織さんと交渉した月の小遣い額
「30万円だけですよ。何も買えないですよ」
▼2010年7月20日 ロッテ大嶺からプロ3年目で初本塁打
「頭の中が真っ白になった。気持ちよかったです。涙? 泣きませんよ」
▼2012年10月2日 リーグ制覇しプロ5年目で初めてビールかけを体験
「優勝というものを味わったことがないので…最高の一言です」
▼2019年3月29日 開幕戦のオリックス戦10回1死満塁から開幕戦では史上3人目のサヨナラ満塁本塁打。目の前で西川、近藤が申告敬遠され
「あるとは思っていたけど、目の前で見たら、ナメてるのかなと思って、すごく気合が入りました」
▼2020年2月25日 春季キャンプを自信たっぷりに完走。打撃の状態に「モノが違うというか、レベチというかね」。この年、言葉通りに打点王を獲得したが、翌年のキャンプ打ち上げでは「去年とは比べものにならない。ゴミですね」
▼2021年9月13日 不振で休日返上練習を行い、長嶋茂雄終身名誉監督が約1時間、直接指導
「僕のために時間をつくっていただき感謝の気持ちでいっぱいです」
▼2023年11月15日 推定年俸3億円の3年契約を2年残して契約破棄を申し入れ、解除された
「野球を続けるチャンスを与えてくださった読売巨人軍の皆さまには、感謝してもしきれません。今の自分は打席に立ち続けたい」
▼2023年12月6日 中日と2年6億円で契約し
「最後はここでやりきりたい気持ちは強い」
▼2025年8月7日 5月13日以来の1軍復帰
「1打席、1打席かみしめて立ちたい」