【甲子園】昨夏準Ｖ関東第一が２年連続の初戦突破 試合後半足をつる選手続出も総力戦で逃げ切る

中越対関東第一　関東第一先発の坂本（撮影・小島史椰）

＜全国高校野球選手権：関東第一6－1中越＞◇13日◇2回戦

昨夏準優勝の関東第一（東東京）が中越（新潟）を破り、2年連続で初戦を突破した。試合後半、主将で4番の越後駿祐内野手（3年）をはじめ足をつる選手が続出したが総力戦で逃げ切った。

0－1で迎えた4回、暴投で同点。5回2死一、二塁から1番歩夢外野手（3年）の三塁強襲の適時二塁打で勝ち越し。さらに敵失で1点を加えた。7回には敵失から好機を広げ内野ゴロで2点を追加。8回にも6点目を奪った。

先発の坂本慎太郎投手（3年）は1回に暴投で1失点。7回の打席では右足すねに自打球を当てたが痛みにも耐え2回以降を無失点に抑えて完投した。

中越は31年ぶりの白星を逃した。1回に1点を先制も2回以降の好機にあと1本が出なかった。