
<エンゼルス7-4ドジャース>◇11日(日本時間12日)◇エンゼルスタジアム
ドジャースが山本由伸投手(26)の大乱調でエンゼルスに敗れ、大谷翔平投手(31)の3戦連発42号アーチも空砲に終わった。
山本は1回に先頭ネトへ投じた初球の95・9マイル(約154キロ)を右中間席へ運ばれ失点。さらに2四球でピンチを招くと、モンカダの適時打で2点目を失った。
0-2の5回には、2安打1死球で無死満塁の大ピンチ。カウント1-2から、トラウトに内角の91・8マイル(約148キロ)のスプリットを右前に運ばれると、モンカダの適時打などで一気に4点を失って降板した。
打線はエンゼルスの先発ソリアーノに対し、6回まで二塁を踏めず。8回に大谷翔平投手(31)の3試合連発となる42号ソロ、マックス・マンシー内野手(34)の17号3ランで詰め寄ったが、及ばなかった。今季は対エンゼルス4戦全敗。
山本は4回2/3で99球を投じ、6安打6四死球で6失点。6奪三振を記録したが、8敗目(10勝)を喫した。
大谷は第1打席から二ゴロ、空振り三振、四球、右越え本塁打。
大谷の42号は打球速度100マイル(約161キロ)、飛距離389フィート(約119メートル)、角度は33度。エンゼルスタジアムでは通算100本目、移籍後初アーチとなった。