
2003年の阪神リーグ優勝時に4番を務めた桧山進次郎氏が、7月に大阪市内で行われたトークショーで、岡田彰布監督のアメちゃん秘話を明かし、場内を沸かせた。
23年にチームを日本一に導いた名将が、試合中によくなめていたのが「パインアメ」。快進撃とともに、話題を集め、岡田監督が優勝する言葉として使っていた「アレ」をかけた「パインアレ」が発売された。
桧山氏は阪神にまつわるアメのルーツは03年にFAで加入した金本知憲氏にあると力説。「アメちゃんをベンチに置いているのは、カネもっちゃんからなんですよ。守備位置に就くのに、いつもアメちゃんを1個持って…」。当時岡田監督は、守備走塁コーチを務めていた。「その時に、岡田さんもコーチだったので、なめていた。パインアメに目をつけていたかも…」と推測する。
20年後に、「パインアレ」が発売されるとは、岡田監督も想像できなかっただろう。